著作

内容紹介

新しい働き方
「働き方改革」が政治・行政、企業経営上の重要課題となり、ブームのような様相を呈しています。しかし、いち早くテレワーク等の仕組みを導入、経営の効率化・業績向上・離職率低減を実現し、さらには優秀な女性の転職希望が殺到するまでになった日本マイクロソフトの業務執行役員である著者は断言します。 「働き方改革は失敗します」と。 5年間で80万人がオフィス見学ツアーに参加し、その仕組みからオフィス運営まで注目の的となり、「ワークスタイル変革の聖地」とまで呼ばれる同社。ハード/ソフト両面での成功の秘密を、国内外の多様な企業に勤務した経験もある立場から懇切丁寧に解説します。 また、著者自身、母親の介護を抱えながら、1年で地球を5~6周もするような超多忙な仕事ぶり。かつ、外資系企業で重要なポジションを担うことからくる重責とハードワークにもかかわらず、ワークライフバランスの高い生活を維持できているのはなぜなのか──。そのすべてを、日本マイクロソフトの社員として、また一個人としての視点から明します。 自らの可能性を高める効率的な働き方を目指すビジネスマン個人、また、各企業の「働き方改革」担当者、必読の1冊です。

「新しい働き方」特集ページ(新刊JP)

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Q&A

Q1. 苦労されて本を書き上げられた今のお気持ちを教えてください。
この本を書くことで、働き方はもとより自分の生き方についても深く考えていたことに気づきました。 双生児だった兄はこの世に生まれ出ることはありませんでした。 そのことで、何をするときも「充実した人生を送りたい」「より成果を残したい」「幸せを感じていたい」という気持ちがいつも根本にあったと、社会人になって20年以上経った今、感じています。
Q2. 本のサブタイトルに「幸せと成果を両立する」とありますが、越川さんが 考えられる「幸せ」とはどのようなことでしょうか?
今回、改めて考えてみて、「満たされているかどうか」「思い通りに生きているかどうか」こそが「幸せ」ということで はないかと感じています。 例えば英単語を一つ覚えるにしても、目標を持って取り組めば、達成したときに幸福感を感じられるはずです。 それが、仕事上のプロジェクトやイベントであったり、数千億のビジネスだったりすれば、より強く幸福感が感じられるはずです。 また、それをチームメンバーや社外の方と共有することができれば、その幸せは何倍にも膨れあがることもわかりました。 そのことが私にとっての一番の幸せです。
Q3. 本の中に「アチーブモア」という言葉がたびたび登場してきますね。
私自身にとってもより多くのことを達成する「アチーブモア」は、大きなチャレンジのひとつだからです。 仕事で成果をあげることはもちろん、プライベートでも、映画を観て誰かと共有したい、素敵な音楽を聴いてリラックスしたい、友人と話をして共感したいなど、プライベートでもやりたいこと山ほどありますから、そのために「アチーブモア」は欠かせ ないんです。 実は先日の休暇に、自分のやりたいことを書きだしてみたのですが、まだまだ実現できていないことがたくさんありまし た。 私は家事もしますが、どうやったら効率的にできるかをいつも考えています。 それまでよりもうまく掃除ができたり、 食器洗いが終わったりすれば、使える時間も増えますから、その時間は自分へのご褒美の時間に使っています。 その時間をどんどん貯めれば、映画を観に行く時間もできますよね。 会社以外の普段の生活のなかでも、工夫して時間を捻出することで、人や社会とより繋がっていくことができると思うんです。
Q4. この本で越川さんが一番伝えたいことは何でしょうか?
何よりお伝えしたいのは、「目的と手段を取り違えないでください」ということです。 手段が目的になってしまうことが 多いと、それは人間関係の亀裂や精神的なストレスを生み出します。 そうならないためには、まずは何をゴールとするの かを見つめ直してほしいということが大きなメッセージです。 私が考えるゴールは、人生を生き抜くことです。 そのための手段が「働く」ことだとしたら、「働く」ことに対する考え方をこの機会にもう一度考えてみてほしいと思います。 そうすることが、人生を生き抜いて幸せになることに繋がるというのが、私の体験を通したメッセージでもあります。 残念ながら、旧態依然の固定的な観念を持ったかたもまだお見かけすることがあります。 しかし、そういうかたにこの本を読んでいただくことで、少しでも化学反応が起きてほしいと思っています。 また、本を読んで「働く」ことに対する考えを変えて、自信を持って成果をあげるかたたちが増えれば、企業のなかの文化も変わっていくでしょう。 そのかたたちがイノベーターになれば、必ず企業も変わっていきますから、日本も欧米や中国、韓国に負けない経済力を持てるようになることを期待しています。
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